仕事で迷惑かけてばかりで辞めたいと思うようになっています…。
と悩んでいる方向けに、
おふく|仕事がつらい人専門カウンセラー
大手上場IT企業に6年間勤務。新卒採用、新卒者へのメンター対応やテックアカデミーでメンターとしても携わる。カウンセラーとして活動中。詳しくはこちら→
が、今回は「仕事で迷惑かけてばかりで辞めたい時に必要な考え方」について解説していきます。
目次
【友人の話】仕事で迷惑かけてばかりで3ヶ月経たずに辞める
これは私の友人の話です。
彼は某有名大学を卒業後、大学院まで研究をして卒業しました。そして新卒で一般企業に就職をしました。彼もこれから社会人としてキャリアを積んでいこうとイキイキとしていました。
ですが彼は、3ヶ月も経たずに会社を辞めてしまいました。話を聞いてみると「みんなが当たり前にできることが自分にはできない」という社会に馴染めない生きづらさを感じていたようです。
「普通はこうするよね」「これは当たり前だよね」という暗黙の常識が世の中にはありますよね。それが彼にとっては分からず、それを彼なりに解決しようと「これを依頼されたらこうする」というマニュアルを自分で作り対処していたのですが、仕事というのは臨機応変さも重要です。理屈はそうだけれど、今する事ではないと上司に言われたり、なかなか仕事を覚えられないので周りからは呆れられてしまいました。
有名大学院卒なのに、こんなこともできないのかと視線もあったようです。
ですが「学力的な頭の良さ」と「仕事ができる頭の良さ」はまた別のものなのです。例えば、東大を出ているなら仕事も出来ると思ってしまいますよね。心理学的にはこれを「論理的過誤」と言ったりします。
友人も周りの人たちに迷惑をかけすぎて居づらくなっていたようです。
仕事で迷惑かけてばかりで辞めたい時に必要な考え方
自分に合った仕事が必ずある
先ほどの話にあった友人の例ですが、彼は会社を辞めてとりあえずUber Eatsの配達員をしていました。彼の両親や周りの人たちには「あんなにいい大学出たのに…」と悲観的な意見を言われているようでしたが彼は必死に出来る事をやっていました。
会社(組織)も合わないし、Uber Eatsはずっとは続けられないと感じた彼は、一人で出来る仕事しようと癒すことに興味があったことからセラピストとしての仕事を始めました。最初は数人程度のお客さんしか来ませんでしたが、次第に予約が取れないお店として人気者になっていったのです。
何が言いたいかというと、今の仕事が単にあなたにあっていないだけで、あなたに合った仕事が必ずあるということなのです。
仕事ができる人というのは、その仕事との相性が良かっただけにすぎずその人にとって合わない仕事もあるのです。
合わない仕事を続ける必要はない
もし今の仕事があなたにとって「本当にやりたいこと」であるならば、続けるべきでしょう。それを続けてたくさんの経験を経て成長しその仕事ができるようにするべきです。
ですが、そもそも今の仕事が本当にやりたいと思えるものでないのであれば、違う道を進んでるのも1つの手でしょう。先ほどの話にもある彼のように、あなたに合った仕事と出会えるかもしれません。
今の世界が全てだと思わないでくださいね、あなたに合った仕事が必ずあります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「仕事で迷惑かけてばかりで辞めたい時に必要な考え方」について解説しました。