GWとか、連休明けになると仕事を辞めたい気持ちになります…。
と悩んでいる方向けに、
おふく|カウンセラー
大手上場IT企業に6年間勤務。新卒採用、新卒者へのメンター対応やテックアカデミーでメンターとしても携わる。カウンセラーとして活動中。詳しくはこちら→
が、今回は「【休職経験者】GW・連休明けに仕事辞めたい時の対処法」について解説していきます。
目次
【休職経験者が語る】連休明けに仕事辞めたい時に起こした行動
仕事中いつも「早くこの仕事を辞めたい…」と思っていました。でも辞めることなくなんだかんだで続けていたのです。
新卒で入った会社で6年目に入ろうとした時、なぜだかすごく仕事が嫌になり、気晴らしに地元の友人と旅行をしようと有給で連休を作りました。
当時の私は、仕事中いつも顔が死んでいて、ミーティング中も全然発言せず他人事のように話を聞いたり、主体性のかけらもなくなっていました(笑)
その反動か、地元の友人との旅行はすっっごく楽しくて終始笑っていました。すごく心が満たされたのです。
その友人との旅行が終わり、現実に戻った時愕然としました。またこの辛い日々が続いていくのかと想像するだけで気が滅入っていったのです。すると、旅行明けの3日経った頃に朝ベッドから起き上がることができなくなっていました。
おかしいと思い病院に行ってみると「うつ状態」と診断され休職することになったのです。
「仕事辞めたい」は心からのSOSサインだったんです。
GW・連休明けに仕事辞めたい気持ちになる原因
GW・連休明けに仕事辞めたい気持ちになる原因は何があるのでしょうか。
休みの楽しさと現実とのギャップ
仕事が充実していれば別ですが、ほとんどの会社員なら、仕事に対して辛い気持ちやストレスを感じている人が多いはず。連休中は自分の好きなように自由に過ごしていますから、いわば解放されている状態。それが連休明けになれば辛い状況に戻り、そのギャップで仕事を辞めたい気持ちに拍車をかけるのも当然です。
心のバランスが崩れたから
普段は大型連休などありませんから、土日休みと平日の繰り返しです。そのルーティンが崩れ長い休みになることで、なんとかギリギリで保っていたつらい気持ちのバランスも崩れ「今の仕事がすごくストレス!」という本来の気持ちが訴えかけてきているのかもしれません。
GW・連休明けって本当にしんどいですよね…。
私たちは絶妙なバランスで心を保っている
下記の図は心の健康度を示したもので、右に行くほど健康、左に行くほど病気に近づいていきます。中間あたりは「半健康」とあります。このように、現代社会に生きる私たちは不健康と健康の間という絶妙なバランスで心身を保っています。
GW・連休明けに仕事辞めたい時というのは、連休中の開放感(健康)からまた半健康に戻るわけですから、辛い気持ちになるのは当然なことと言えます。
「ストレスや悩み、不安なことはたくさんあるが、なんとかうまくやっている」と思っている半健康の人が多いのではないでしょうか。
【休職経験者】GW・連休明けに仕事辞めたい時の対処法
あなたの、これからの事を考えましょう
いきなり仕事を辞めるとなると、身構えてしまうと思うので、ちょっとあなたの未来について考えてみませんか?
例えば、あなたは10年後どんな生活をしていたいですか?1人でしょうか?分譲マンションに住んでいるでしょうか?どんな仕事をしているでしょうか。収入はどのくらいで、休みの日はどんな事をしているでしょうか。
こんな風に、これからのあなたの未来や夢について膨らませてみましょう。そうすることで進むべき道が絞られていきます。
人は変わりたくない生き物であることを理解する
簡単な話、仕事を辞めたいのであれば、「辞めて転職すればいいだけ」と言われてしまいそうですが、そう簡単にできないから悩んでいるわけです。
その背景には、人間には生まれた時代や育った文化にかかわらず、生まれながらにして「変わりたくない、傷つきたくない」という強い衝動があります。ですから、現状仕事が辛いと感じつつもなかなか今の状況を変えようとはしません。
もしも、一人で考えると辛い気持ちになる時は「第三者に話す」事をお勧めします。もちろん友人や知人でも良いですが、気が知れた人だからこそ話しにくいこともあります。そんな時はカウンセラーなどの第三者に話してみるのも1つの手段です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「【休職経験者】GW・連休明けに仕事辞めたい時の対処法」について解説しました。