自分なんかが転職できる気がしないです…。
と悩んでいる方向けに、
おふく|アラサーカウンセラー
大手上場IT企業に6年間勤務。新卒採用、新卒者へのメンター対応やテックアカデミーでメンターとしても携わる。カウンセラーとして活動中。詳しくはこちら→
が、今回は「転職できる気がしないと思う原因と対処法」について解説していきます。
目次
転職できる気がしないと思う原因
転職ができる気がしないと思ってしまう原因はなんなのでしょうか?
感情に飲み込まれて視野が狭くなっている
転職ができる気がしないと思ってしまう背景には「自分にはスキルや実績もないから転職などできない」「周りの人と比べると自分は劣っている」など、様々なネガティブ感情に飲み込まれていて客観的視点や論理性が薄まっている可能性があります。
自己肯定感の低さ
「自分なんかが…」という言葉に先頭につきがちなのは「自己肯定感の低さ」で転職ができる気がしていない可能性もあります。自己肯定感が低くなる要因としては、幼少期の体験や前職の職場環境なども関係しています。
自分の頭の中だけで考えている
「転職ができる気がしない」というネガティブな思考になっている時は、自分の頭の中だけで考えている人が多いはずです。転職活動への不安や、転職後の不安など考えればキリがないほどたくさんの不安が頭の中に出てきて過度に恐れます。
無意識に転職という変化を恐れている
私たち人間には、生まれた時代や育った文化に関わらず、生まれながらにして「変わりたくない、傷つきたくない」と求める衝動があります。ですから、転職に興味があっても今の環境から出て新しい環境に飛び込むことを恐れます。自分には転職できる気がしないし「このままでいい」ということに執着をします。
転職ができる気がしないと思う原因を考えてみましょう。
【経験談】今の会社が一番なのではないか?というまやかし
私は、新卒で入った会社に6年間勤めていました。新卒で勤めた経験しかなかったので他の会社との比較ができずに「この会社が一番なのではないか?」と思い、なかなか会社から一歩外に踏み出すことができずにいたのです。
ただ今思えば、もし本当に心から「今の会社が一番」だと思っていれば「転職」を考えることはないはずですよね。これは無意識に違う会社にも興味があるとも言えるはずです。
他の会社に興味はあるものの「変わりたくない、傷つきたくない」という気持ちが無意識に作用していたのです。
自分の本音は何なのか考えてみましょう。
転職できる気がしないと思った時の対処法
転職ができる気がしない時はどのように対処すれば良いのでしょうか。
転職できる気がしない理由を書き出す
頭の中だけで考えていると、転職の不安が止めどなく生まれてくるでしょう。そんな時は、今抱えている不安なことを書き出すことが大切です。そうすることで感情的な状態から客観的な視点で見ることができます。
書き出した転職の不安に対して、客観的にどのように対処すればその不安は解消されるかも考えて書き加えてみましょう。
起こってもいない事に惑わされない
上記で書き出した「転職の不安」は実際に今起きていません。いきなりは難しいと思いますが、未来や過去に囚われるのではなく「今」を大切することを心がけましょう。未来は、目の前の人、こと、ものを大切にし、日々の小さな積み重ねによって未来は築かれていきます。
実際に起きていることや目の前に事だけにフォーカスできるように鍛錬を続けることで、転職の不安が軽減されラクになっていきます。
人に話す
転職ができる気がしないと思った時は友人や信頼できる人に話をしてみるのも1つの手です。自分とは違う視点で物事を見ることができますし、新しい気づきが得られることも多々あります。
もしも、自分の気持ちを否定されたり、何を言われるか分からない不安感があるようであればカウンセラーのようなあなたの転職の悩みに寄り添ってくれる人に相談することも良いでしょう。
人に話すことで思わぬ本音に気づくことも多くあります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「転職できる気がしないと思う原因と対処法」について解説しました。
転職に対する不安な感情に飲み込まれた時は、自分の中にある不安を外に吐き出すことが大切です。そうすることで物事を冷静に見つめることができます。