将来の事を考えすぎて不安になります…
と悩んでいる方向けに、
おふく|仕事がつらい人専門カウンセラー
大手上場IT企業に6年間勤務。新卒採用、新卒者へのメンター対応やテックアカデミーでメンターとしても携わる。カウンセラーとして活動中。詳しくはこちら→
が、今回は「【実体験】将来を考えすぎて不安になる時の対処法3選」について解説していきます。
目次
将来を考えすぎて不安になるのは感情に飲み込まれている証拠
将来が不安で考えすぎてしまう…。
筆者も、ちょっとでもネガティブな事が起きると有る事無い事で「どうしよう…どうしよう…」と考えだしてしまうタイプでした。将来を考えすぎて不安になる時というのは「とても感情的になっている状態」だと言えます。
例えば、あなたの友人が「〇〇が起こったらどうしよう…」「〇〇できなかったらどうしよう…」と不安がっていたら「それは今考えてもどうしようもないじゃない?」と思ったりしないでしょうか。これは第三者であるから冷静に物事を判断できているからそう思うのです。
このように将来を考えすぎて不安になる人は「感情」に飲み込まれてしまっているということを覚えておきましょう。
将来を考えすぎて不安になる人の特徴
私も20代の頃、自分の将来を考えすぎて常に不安が頭の中をぐるぐるしていました。
「お金の心配」「仕事の不安」「将来設計」「家族」「恋人」不安になる材料は数えたらキリがありませんよね。将来を考えすぎて不安になる人の特徴について簡単に解説します。
未来に生きてる
将来を考えすぎて不安になる人は「今」ではなく、未来に生きている人です。将来の不安ばかりを考えているので今考えてもどうしようもない事で取り越し苦労も少なくありません。
ポジティブNG!極端なマイナス思考
出来事に対して、マイナスな面にフォーカスし過ぎてしまい良い部分さえも帳消しにしてしまう事が多いです。嬉しい事があったとしても「でも…」「もしかすると…」など悪い方向へと思考が寄っていきます。
自分のことを考える時間が長い
将来を考えすぎて不安になる人は、自分のこれからの事を考える時間が多い人です。もちろん人生設計を考えることは大切なことですが、考えすぎてしまうと「病気になったらどうしよう」「会社だ倒産したらどうしよう」など余計な不安材料が増えるだけになってしまいます。
つまり考えられる時間が多くあるという事です。本当に忙しい・必死な状態であれば考えている暇はありません。
1日の中で何回将来の不安が押し寄せてきますか?
【実体験】将来を考えすぎて不安になる時の対処法3選
私が実際に、将来を考えすぎて不安になりそうた時にしていた対処法を解説していきます。
将来ではなく「今」に焦点をあてる
初めにハッキリさせておきたい事は、あなたが考えている将来に対しての不安な状況は今起きていません。
私達は未来でも過去でもなく「今」を生きています。将来に対して不安があるのであれば、今できる事は何かを考えるようにしましょう。
未来を案ずるよりも、目の前にいる人、こと、ものを大切にし、日々の小さな積み重ねが未来を築きます。
感情に飲み込まれている事を意識する
将来のことを考えすぎて不安になっている時は「感情」に飲み込まれている状態です。
将来のことで不安になっている時のことを思い出してください。「〇〇になったらどうしよう…」と今起きてもいないことをぐるぐると考えているはずです。客観的に見れば「今それを考えても答えは出ないから、今できることをやりましょう」というのが1つの答えかと思います。
ですから、将来のことを考えすぎて不安になった時は「あっ、今すごく感情的になっている」ということに気づけることが大切です。その時に客観性や論理性を取り入れてみることで、感情と客観性のバランスが取れて不安が落ち着くでしょう。
頭ではなく行動する
不安は、頭で考えれば考えるほど強まっていきます。そんな時は、人に話す、書き出す、体を動かすを意識すると不安は和らいでいきます。将来が不安に人は、自分一人で頭の中がぐるぐると反芻思考になっていくので、頭でっかちにならないように気をつけましょう。
カウンセリングを受ける
カウンセリングと聞くと、精神疾患がある人が受けるイメージがあるかもしれませんが、こういった将来に対しての不安を和らげる事ができます。また、カウンセラーに将来に対する不安な気持ちを話す事で、自分の頭の中が整理しやすくなり物事を前向きに考えられるようなっていきます。
下記の記事で、カウンセリングについて解説しているので参考にしてみてくださいね。
将来を案ずるのではなく「今」を大切にしましょう。
将来が不安で考えすぎた事は起きるのか
あなたは過去、将来が不安だと思ったことが現実化した事がどれくらいあるでしょうか。ほとんどの方は、杞憂(余計な心配)だったことが多いのではないでしょうか。
「いや、不安だと懸念していたことが実際に起きた事がある!」とおっしゃる方もいるかもしれませんが、それはネガティブにフォーカスし過ぎて鮮明な記憶として定着しているからです。ほとんどの場合心配事は起こりません。
私たちは、数々の試練を乗り越えて「今」があります。例え不安なことが実際に起きたとしても、今のあなたが解決できることではなく、その時の自分が対処する事なんです。そしてその不安な出来事は解決できます。
なぜそんな事が言えるのか、それは数々の困難を乗り越えてきたからこそあなたが今ここに存在しているからです。でなければ、今の自分はありませんよね。
未来に視点を置きすぎると将来の不安で考えすぎてしまうので「今」に視点を置くことを心がけましょう。
不安を消し去ることはできないので、不安で頭がいっぱいだと気づいた時は「客観性」を意識するようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「【実体験】将来を考えすぎて不安になる時の対処法3選」について解説しました。
将来に対する不安を考えてしまうことは、誰しもがあります。ただ考えすぎるのは心身にとっても悪影響。上記の対処法を実践して今に意識を向けられるようにしましょう。