おふく|アラサーカウンセラー
大手上場IT企業に6年間勤務。新卒採用、新卒者へのメンター対応やテックアカデミーでメンターとしても携わる。カウンセラーとして活動中。詳しくはこちら→
ふと、思う事があります。
絶対に「〇〇になってみせる!」「〇〇の夢を叶える!」という、大きな目標を掲げそれに向かってチャレンジしていくことはとても素晴らしく、自分を成長させていく行為ではあるのですが、
それに執着しすぎて自分自身を追い詰めて、どんどん首を絞め苦しんでいく感覚もまた生まれるのだなぁ〜とも思います。
私自身、カウンセラーを目指す前にはイラストレーターを目指していた時期があり「絶対、絵で生計を立ててやる!」と強い気持ちでSNSで発信を始めたのですが、全然人に見られないし、バズらないし、お問い合わせも来ないしw、まったくうまくいかずでした。
その時わたしは会社員をしていました。会社では人間関係も良いし、仕事もまぁなんだかんだできるし、特別嫌なことはなかったのですが、日々淡々と過ぎていく感じや「わたし、何のために働いているんだろう?」とふと思ってしまうことに嫌気がさしていました。
その時から、自分一人でお仕事をしていきたいという気持ちが芽生えてきました。
当時の私は「イラストレーターで花を咲かせないと、もう人生終わりだ…この道しかないんだ…!!」と自分で自分を窮地に追いやっていました。
今思えば、イラストレーターにその時なれなかったとしても、この先の未来で叶えられるきっかけがあるかもしれないし、イラストを描く力が何かの役に立つかもしれないし。(現にこのホームページ上にあるイラストも私が描いています!)
もちろん、自分を追い込んで窮地に追いやることで新しい道が見つかる可能性だってあります。でも、それもまたその道だけが1つの道ではないのです。
見えていないだけで、選べる道は無数にあり、道は自分で選ぶ事ができるんですよね。(選択肢があるのに、焦っていると視界が狭まって1つの道しか見えなくなる)
当時の私には「落ち着いてー!!その道に、固執する必要は全くないよ〜。」と言ってあげたいです。(人に話したりして客観視すれば気づくのですが、当時は自分の中だけで考えていたため極論になっていましたw)
つまり、今ある夢を叶えるための行動や、チャレンジは素晴らしいことなのですがその時成功しないからといって自分を追い詰めたり責める必要は全くないと思うのです。
どんな経験も、無駄なことはなに1つとしてないと思っています。過去の経験が未来に必ず何かの役に立つと私自身の経験から本当に思っています。