自分の人生をどう送ればいいのか…迷っているというか迷走中です…。どうすれば良いでしょうか?
と悩んでいる方向けに、
カウンセラー
・大手上場企業で新卒採用、メンター経験有り
が、今回は「人生で迷った時はどうすれば良いか?」について解説していきます。
目次
人生で迷ったと感じるタイミングとは
誰しもが「これからどうしよう…」と考えたり、悩んだりという経験があります。それはどんなタイミングの時が多いのでしょうか。
就職・転職などの変化がある時
学生から社会人になる時や、今の会社を辞めたいと思っている時「どうしよう…」と悩みますよね。そこにはライフプランの中でも重大な決断によって「自分の選択が間違っていたらどうしよう」という不安や迷いが生まれてきます。
色々やり過ぎて迷走パターン
自分のやりたいことを見つけるために、様々な体験をしてみた人でも「人生で迷った」と感じられる事もあります。何も行動しないのも迷う原因の1つですが、逆に体験し過ぎて「自分は何をやりたいんだろうか…」と悩む事もあります。
人生で迷ったと感じた時の対処法
人生に迷った時、後悔をしないように今回は解決方法をご紹介したいと思います。
自分の悩み・問題の答えは、自分の心の中にある
人生で迷っているのだから、自分の心の中になんか答えがあるはずがないと思われる方もいらっしゃると思います。
なぜ「自分の悩みや問題の答えは、自分の心の中にある」と言うのかというと、これまでの人生体験により、感情の抑圧が起こり、本来の自分の気持ちが見えにくくなっているだけだからです。
心の奥深くには「自分はこうありたい」「自分はこんな人生を本当は歩みたい」というピュアな気持ちがあるものの「大人なのだからこんな夢みたいな事は思っちゃいけない」「過去に将来の夢を語ったら他人に否定されたり笑われたりした」といった経験により、心が凝り固まった状態になっているのです。
心が凝り固まっているだけで、悩みの答えは自分の心の中にあります。ですから、心を揉み解し本来の自分の気持ちに耳を傾けることが大切です。
人に話を聞いてもらうと自分の人生の方向性が見えてくる
実は、自分一人で自問自答するよりも「人」に自分の事を話すことで、人生の方向性が見えてきます。
ただし、誰にでも話せば良いというわけではなく自分が信頼できる人でなければ、なかなか自分の気持ちをありのままに話す事はできません。先ほどもお話ししましたが、何かを言って、否定的な返答をされるような相手に話すことなんてできませんよね。
ですから、友人や知人ではなく第三者に話すのも一つの手です。
例えば、カウンセラーが1つの手段と言えるでしょう。カウンセラーのような心を扱うプロであれば、真摯に来談者の心の声に耳を傾け一緒にあなたの人生のことを考えてくれます。
信頼できる友人や知人に話を聞いてもらうのも1つの手ですが、カウンセラーのような心を扱うプロに話を聞いてもらうことで、より本来の自分の気持ちに気づきやすくなるようになります。
人生には絶対的な正解がないからこそ迷う
なぜ人は、人生で迷うのでしょうか。
それは絶対的な人生のゴール(正解)があるわけではないからです。そして、人は常に変化していく生き物だからです。ある時は、こういう生き方が良いと思っていたのに、時間が経つと「あれ…生きづらい」と感じる事もあるでしょう。人には人それぞれの幸せがあるわけで、一概にこうすれば人間が皆幸せになるなんていう正解もありません。
「迷う」という言葉の通り、たくさんの選択肢があると、どの道が自分にとって最適で正しい選択なのかが分からなくなり迷いやすくなります。そんな時こそ、自分の心に問いかけ、これからの人生をどう歩みたいかを聞いてみると良いでしょう。自分の心に耳を傾ける方法として「人」に自分の話をすることで少しずつ自分の本来の気持ちが見えてきます。
人生に迷った時に気をつけるべきこと
ここからは、人生に迷った時こそ気をつけるべきことについて解説していきます。
占いや見えないものを信じすぎない
心に余裕がないときにこそ、何かにすがりたくなるものです。
占いというのは「当たるかもしれないし、当たらないかもしれない」というのが占いです。
それでも、人生で迷った時というのは自分自身に頼るよりも、他人を信じた方が安心という気持ちになるものですが、それでは自分との信頼関係、すなわち自信(自分を信じることができない)を余計に失っていきます。
そうすると、また人生に迷った時に他人に答えを求めることになり、もっと自分が辛くなっていきます。
心に余裕がある時に、占いをしたりする方が良いでしょう。
何事もほどほどにするのが大切ということですね。
占いは心に余裕がある時にしたほうが、依存せずに済みます。
人生は自分で道を切り拓いて行くものです。
未来を案じ過ぎない
私たちは、未来でも過去でもなく「今」を生きています。
ですが、不安というのは未来に対しての気持ちによって膨れ上がります。例えば、「失敗したらどうしよう」「大変なことになったらどうしよう」という気持ちは、大なり小なりですがほとんどの方が頭の中に出てきた事はあると思います。ですがそれは「今」起きていることではないわけです。やってみないと分からない事であり、未来のことを考えすぎるというのは取り越し苦労でしょう。
未来を案ずるよりも、目の前の人や、もの、ことを大切に生活することで未来は築かれていきます。
未来で何が起こるかは誰にも分かりません。私たちにできることは「今」を大切に、日々を丁寧に生きて行くことです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
人は生きていれば、人生で迷うことは当たり前です。ただそこで、他人に自分の人生の進路を委ねたり、自分を偽りながら生きていったりすることは自分自身との信頼関係が薄まり自信がもっと無くなっていくと思います。ですから、普段から自分の心に語りかけ、ありのままの自分を受け入れていくと自信、そして充実感のある豊かな人生が歩めると私は思っています。